子育ての悩みは人によっていろいろありますが、多くのパパママが悩むのがトイレトレーニングですよね。
トイレ関連の絵本を読み聞かせたりいろんなトイトレグッズを買ったり、とにかく試行錯誤の毎日です。
私は息子が2歳半のころにトイトレを始めました。
オムツが外れたのはその10ヶ月後。
10ヶ月間1度もトイレが成功しませんでしたが、ある方法を試したところ突然オムツが外れたんです。
本記事では、息子がオムツを卒業できた方法や、使用したトイトレグッズについてまとめています。
トイトレの効果的な方法は子どもによって違うので、本記事を読んでまだ試してないものがあれば片っ端から試してみてください。
ぬいぐるみとコップでトイレのイメージトレーニング
絵本等で、「おしっこはトイレでする」ということが理解できたらこれを試してみてください。
ぬいぐるみがトイレでおしっこをして、そのぬいぐるみを子どもと一緒に褒めることで、トイレでの排泄を具体的にイメージさせる作戦です。
子どもをトイレに誘うタイミングでおこなうのが効果的。
【用意するもの】
- ぬいぐるみ or 人形
- コップ or ペットボトル
- おまる(なければトイレでOK)
- トイレットペーパー
【やり方】
- ぬいぐるみになりきって「おしっこしたーい」と言っておまるかトイレに連れてくる。
- あらかじめコップかペットボトルに水を入れておき、それをおしっこに見立ててぬいぐるみの股の部分から水を流す。
- トイレットペーパーで拭いてあげる。
- 子どもと一緒にぬいぐるみを盛大に褒める。
- 「次は〇〇くんがやってみよう」と子どもに声をかける。
息子はこれでトイレが怖くなくなったのか、トイレのイメージができたのか、その日のうちに初めておまるでおしっこができました。
きせかえ人形のような、服を着ている人形でパンツを脱ぐところからやってみるとよりイメージが沸くかも。
ご褒美で本人のやる気を継続
おまるで排泄が1回でもできれば、それが本人の自信になってオムツ卒業までぐんと近づきます。
その自信が継続するように、トイレに成功したらご褒美をあげることにしました。
ご褒美作戦はよく聞く方法ですね。
よくあるのが好きなキャラクターのごほうびシール。
何をご褒美にするかはその子によって違うので、必ずしもシールじゃなくていいんです。
息子の場合はお菓子をご褒美にしました。
もちろんシールやキャラクターのパンツやおもちゃも試しましたが、トイレが嫌という気持ちのほうが勝っていたようです。
全然なびかない。
そこで、最終手段のお菓子です。
食事に影響しないように、小さなせんべいやラムネをあげました。
「トイレでおしっこするとお菓子が食べれる」ということが息子のやる気の継続に繋がり、何度もトイレに行ってくれるようになりました。
ご褒美作戦を続けているうちに、私が声をかけなくても自分からトイレに行けるようになり、失敗する回数も激減。
晴れてオムツ卒業となりました。
でも今度はトイレ後のお菓子を卒業するのが大変そう。
息子の場合はトイレに行く動機が「お菓子が食べたいから」だったのが、次第に「漏らすのはかっこ悪いから。おにいさんだから」になり、お菓子の要求は自然となくなりました。
使用したトイトレグッズ一覧と使ってみた感想
トイトレが10ヶ月間進展しなかったので、通販サイトの口コミを読んで良さそうなものを片っ端から購入しました。
結果、良い口コミばかりの商品でも我が子には効果がなく、「みんなに効果があっても我が子にも効果があるとは限らない」ということがよくわかりました。
なので、どれがオススメとかではなく、使ってみた感想と息子の反応を一覧にまとめてみました。
トレパンマン
オムツタイプのトレーニングパンツ。
オムツよりも濡れた感覚がわかりやすいとのことだが、息子にとっては普通のオムツと一緒。
1枚あたりのお値段が普通のオムツより高いため続かず。
補助便座
これのおかげでトイレにすんなり座れた。
途中でオマルに切り替えて、トイレで排泄できる頃には補助便座が必要ないくらい大きくなっていたため、あまり出番なし。
補助便座にもなるオマルだけ買えば必要なし。
トイレトレーニングパッド
パンツに貼り付けるタイプの使い捨てパッド。
濡れると泣き顔のくまさんの絵が浮かび上がるが、息子には何も響かなかった。
トレパンマン同様、普通のオムツと同じ感覚でおしっこして漏れまくるため、1パック無理やり使い切って終了。
オマル
補助便座や踏み台にもなるオマル。
息子の初めての排泄成功はオマルだった。
トイレだと親がついてないと行けなかったが、オマルなら子ども1人でできるので親がラク。
息子もリビングでテレビを見ながらオマルに座れるので、嫌がらずに座ってくれた。
おまるシート
オマルにセットしておけば、使用後は捨てるだけなのでラク。オマルを使うなら必需品。
トイレトレーニングシート
水で濡らすとトーマスの絵が出てくるシート。そのままトイレに流せる。
トイレで使う場合は水が溜まってるところに滑っていってしまったり、おしっこがかからない位置に置いてしまったり、事前のセットが毎回面倒だった。
その点、オマルとの相性抜群。
息子はトーマスにそこまで興味を示さなかったが、楽しんでいた。
トレーニングパンツ
6層、4層、3層を購入。
3層でもチョビ漏れならズボンは濡れないが、おしっこまるまる1回分だと6層でもズボンはビチャビチャ。
トイレの成功率が高くなってから使えばよかった。
ごほうびシール
いないいないばぁとプラレールのシールを購入。
シールは好きだけどトイレに行くモチベーションに繋がらず、あまり意味がなかった。
普通の布のパンツ
濡れたら気持ち悪がってトイレに行くかと思い、綿100%の普通のパンツを購入。
漏らしたあとの掃除が大変すぎてすぐにお役御免。
トイトレ系の絵本
絵本の読み聞かせは興味を持って聞いてくれたが、「絵本みたいにトイレに行ってみよ~」等の声掛けには応じなかった。
「絵本の主人公がトイレに行こうが、俺は俺だ」という意志の固さを感じた。
まとめ:トイトレに行き詰まったらいろんな方法を試してみて
トイトレグッズをたくさん買っても、結局オムツ卒業は子どものタイミング次第です。
息子はぬいぐるみにトイレのデモンストレーションをさせたことがきっかけでオムツ卒業できましたが、キャラクターのトレーニングパンツがきっかけの子もいれば、シールがもらえるからトイレに行くという子もいます。
トイトレに行き詰まったら、とにかくいろんな方法を試してみて、子どもに合っていて且つ親が楽な方法を見つけることが大事ですね。
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