リベラルアーツというと大学の教養学部のイメージが強いですが、「こどもリベラルアーツけんきゅうじょ」は主に未就園児・未就学児のための保育型スクールです。
商業施設で子育て講座を展開している「ママガク」が主催する講座の一つ。
教室は吉祥寺・有明・武蔵小杉・東陽町の都内4か所にあります。
こどもリベラルアーツけんきゅうじょは開講してまだ数年のためか、ネット上で口コミをあまり見かけません。
そこで、実際に息子を通わせている私が、入会を考えているパパママのためにリアルな口コミをお届けします!
ちなみに息子が通っているのは2歳1ヶ月〜幼稚園入園前のファーベルクラスです。
こどもリベラルアーツけんきゅうじょとは?
非認知能力を伸ばす
近年よく耳にするようになった「非認知能力」
何の能力かご存知ですか?
非認知能力とは、学力テストでは測れない能力を指します。
具体的には自己肯定感・自立心・自制心・協調性・思いやり・社交性などです。
これらは社会生活を送る上でとても大切ですが、身につけようと思ってもすぐに身につくものではないですよね。
子どもリベラルアーツけんきゅうじょは、家ではできないような遊びを通じてこの非認知能力を伸ばしていく託児型スクールです。
家ではできないような遊びって?
2000個ほどの紙コップや大量の洗濯バサミを使って自由に遊んだり、ぶよぶよするボールを触ってみたり、色水や砂で遊んだりと、どれも自宅でやるにはハードルが高いものばかりです。
色水や砂なんて未就園児に持たせたら部屋が大変なことになりますよね。
そんな遊びを通じて子どもの非認知能力を伸ばしてくれます。
幼稚園入園準備トレーニング
幼稚園入園までにできるようになってほしい、以下の4つが身につくようにサポートしてくれます。
- 先生のお話を聞く
- 座って自分でお弁当を食べる
- 自分で着替える、お片付けをする
- トイレトレーニング
未就園児がパパママ抜きでこの4つを練習する機会ってなかなかないですよね。
そもそも母子分離の機会も少ないですし。
こどもリベラルアーツけんきゅうじょでは、子どもの性格を考慮しながらていねいに指導してもらえます。
講座の流れや持ち物は?
3時間託児の日の流れ
10時頃に入室し、ここで保護者は一旦バイバイします。保護者は3時間の自由時間!
子どもはお弁当タイムまで毎回決められたプログラムに沿って遊びます。
お弁当を食べたら午前とは別の遊びをしてお片付け。
13時に保護者のお迎えです。
3時間、本当にあっという間です。
私はこの時間を利用してブログを書いたりのんびりランチしたり、自由時間を満喫しています。
親子リベラル
月に1回、親子で参加する日があります。この日は3時間の託児はナシです。
1ヶ月間の子どもの様子を共有したり、子どもの個性をレポート報告してもらったり、子育ての悩みを話したりします。
一見おとなしくて賢そうなお子さんでもパパママには何かしら育児で悩みがあって、みんな同じなんだなーって思うと気持ちが少し軽くなります。
持ち物
持ち物は一般的な一時保育とそんなに変わりません。
- お弁当(子どもがなるべく自分で食べやすい形状のもの)
- 飲み物(お茶か水。自分でフタの開け閉めができるストロータイプ推奨)
- おむつ5枚とおしりふき(使用済みおむすは持ち帰り。ゴミ袋も)
- 着替え一式
- 汚れ物を入れるビニール袋
※トイレトレーニング中は布パンツとズボンをそれぞれ5枚ずつ。
※おむつを含め持ち物にはすべて記名する。
初回の準備は持ち物すべてに記名するのが大変でした…
通ってみてどんな変化があった?
息子の変化
語彙が急激に増えた
息子は発語が少し遅く語彙の増加もゆっくりペースでしたが、こどもリベラルアーツけんきゅうじょに通い始めてから語彙が急激に増えました。
同年代のおともだちと過ごしてたくさん刺激をもらえたからでしょうね。
もちろん成長に比例して増えたのも要因の一つですが、本当に一気にいろんな言葉を話し始めたので、大部分はこどもリベラルアーツけんきゅうじょのおかげだと思います。
母子分離できた
息子は3回目までは預けるときに泣きましたが、だんだん泣きながらも自分で靴を脱いで教室に入っていくようになりました。
4回目以降からは、先生やおともだちと遊べる楽しいところと認識したようで、にこにこしながら教室に入っていきます。
これは非認知能力の自立心が育っているということですね。
他のお子さんは、同じくまったく泣かない子や毎回ぐずる子などさまざまです。
おともだちとの接し方が上手になった
コロナ禍ということもあり、息子は同年代のおともだちと遊んだ経験がほとんどありませんでした。
おともだちとの接し方は、実際におともだちと遊んでみないと学べないですよね。
こどもリベラルアーツけんきゅうじょに通うようになってからは、自分が何をしたらおともだちが嫌がるかが少しずつ分かってきた様子。
自制心や協調性が芽生えてきてますね。
ママ(私)の変化
気持ちに余裕ができた
週に1度、3時間1人の時間が確保されているだけで気持ちに余裕ができました。
1人でサッサと歩いたり、子連れでは入りづらいおしゃれなカフェに行ったり狭いラーメン屋に行ったり…
たった3時間ですが、息抜きの大切さを毎回実感しています。
また、親子リベラルで先生や他のママと話し、育児に対する漠然とした不安が和らぎました。
育児書を読んで落ち込まなくなった
育児書には”◯歳で◯◯ができるようになる”って書いてあるけど、息子はまだ無理そう。保健師さんに相談する?大袈裟かな?あー不安。
心配性な私はこんなモヤモヤを常に抱えていました。
育児書どおりのペースで成長してないと、自分の育児が間違っている気がして落ち込んで…
でも現在は育児書は参考程度に眺めるだけになりました。
というのも、他のお子さんを見ていると息子とそんなに大差ないなと思えたので。
また、お迎えのときに今日の息子の様子を先生に聞くのですが、毎回前向きな言葉で伝えてもらえるので私も育児に対して自然と前向きになれました。
まとめ
こどもリベラルアーツけんきゅうじょに通わせて起きた変化は以下のとおり。
- 【息子】語彙が急激に増えた
- 【息子】母子分離できた
- 【息子】おともだちとの接し方が上手になった
- 【私】気持ちに余裕ができた
- 【私】育児書を読んで落ち込まなくなった
どれも嬉しい変化ばかりですよね。
息子は毎週楽しそうに通っていて、それが母としてはいちばん嬉しく思います。
教室やクラスによっては満員の場合もありますが、無料体験説明会に親子で参加してみてください!
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