2015年にApple社が発売したアップルウォッチが世間の注目を集めてから、街中でもだんだんとスマートウォッチを目にするようになりました。
ただ、スマートフォンと違ってなくてはならない存在というほどではなく、それでいてお値段もお高め。
気になるけど買うほどには至らないと考えている人も多いのではないでしょうか?
スマホをいつも持ち歩いているし、お気に入りの腕時計も持ってるし、何より子育て中だから私には必要ないかな…
ちょっと待って!子育て中の忙しいパパママだからこそ持ってると便利なんです。
私自身、子育てする前からスマートウォッチを使っていますが、その便利さをより実感したのは子育てをスタートしてからです。
子育て中のパパママにスマートウォッチ、中でもFitbit Senseがなぜ便利なのか、Fitbit歴5年目の私が解説していきます。
そもそもFitbitって何?どんなことができるの?
Fitbitは簡単に言うと、活動量や睡眠の質を確認できる、健康管理に特化したスマートウォッチです。
具体的には、以下のことができます。
- 歩数や消費カロリー、睡眠時間と質、心拍数などの計測と確認
- スマホの通知内容の確認(受信したLINEやメールも読めます)
- Suicaでの支払い
などなど
スクリーン部分が大きくスマホの通知内容が見やすいウォッチタイプと、スクリーン部分が細長くスポーツ中も邪魔にならないトラッカータイプの2種類があります。
Fitbit Senseは前者のウォッチタイプ。
激しいスポーツをする場合はトラッカータイプがおすすめですが、マラソンくらいならウォッチタイプでも邪魔になりません。
ちなみにスマホはAndroidとiPhoneどちらでもOKです。
電池持ちは私の場合、画面自動オン設定で6日ほど。電池切れさせたくないので週に2回ほど充電しています
おすすめ理由1:簡単に健康管理ができるから意識が高まる
家事育児や仕事に忙しいパパママは子どもの健康管理には敏感ですが、自分のことはおろそかになりがちです。
特に運動は子どもが小さいと難しいですよね。
運動の催促
Fitbitは活動量の計測だけではなく、運動の催促もしてくれるんです。
具体的に言うと、指定した時間枠内で1時間に250歩以上歩くように促されます。
例えば9時から17時の間、毎時50分の時点で歩数が250歩未満だとサイレントアラーム(バイブレーション)で知らせてくれます。
会社員時代、オフィスワークだったのでこの通知が来たらお手洗いに行ったり備品を取りに行ったり、なるべく席を立つよう心がけました
睡眠時間と質の計測
Fitbitは睡眠時間だけでなくその質も計測してくれます。
浅い睡眠や深い睡眠、目覚めた状態がそれぞれ何時間あるかを確認できます。
しっかり寝たつもりでも、実は夜中に目が覚める瞬間が何度もあるんですよね。
浅い睡眠ばかりだったり目覚めている時間が長かったりするときは、もう少し早く寝てみたり寝具やパジャマを変えてみたり、何かを改善してみると翌朝スッキリ目覚められたりします。
他には、
- ストレスを計測して数値化
- どんな運動をどのくらいしたか(時間と消費カロリー)
- 生理周期の記録
- 体重の記録
- 食事内容の記録
などができます!
おすすめ理由2:スマホに触らずにスマホの通知内容が読める
スマートウォッチとしていちばん重要な機能がスマホの通知内容を確認できることですよね。
この機能、本っ当に便利です!
Fitbitは着信やスマホに届いた通知をサイレントアラーム(バイブレーション)で教えてくれます。
手首に装着しているので、気がつかないということはほとんどありません。
LINEのメッセージも読めるので、既読をつけずに読むだけ読んであとで返信するということもできます。
Androidユーザーはクイック返信(あらかじめ設定しておいたメッセージの送信)も可能です。
便利なのはわかったけど、これがなんで子育て中のパパママにおすすめなの?
子どもが赤ちゃんの頃は、お昼寝の邪魔にならないようにスマホは常にマナーモードにしているパパママも多いと思います。
でも、それだと電話に気づけないんですよね。
また、子どもが保育園に通っている場合、保育園からの電話には仕事中でも出ないといけないし、子どもが触りたがるから子どもの前ではなるべくスマホを触りたくないパパママもいるし…
そんな子育て中ならではの悩みがFitbitで軽減されます!
なるほど!あとは子どもと手をつないでいるときにも便利だね。
ちなみに、ワイヤレスイヤホンとも相性がいいです。
FitbitでSpotify(音楽再生ストリーミングサービス)が使用できるため、スマホを触らずに音楽の再生やスキップができます。
おすすめ理由3:Suicaの設定で買い物や電車・バスの利用がよりスムーズになる
Fitbit SenseはSuicaを設定することができるので、手首でピッとするだけで買い物や電車・バスの利用ができます。
残高の確認もできます。
事前に登録してあるクレジットカードでスマホからチャージ可能。
現金チャージは券売機やSuica対応のコンビニでチャージできます。
子連れでの電車移動って、荷物が多いしベビーカーを押したり子どもと手をつないだりしている場合が多いので、改札前でスマホやICカードを取り出すのも大変ですよね。
Fitbitなら手首をかざすだけなので、子連れのときに本当に便利です!
ただしデメリットもあり
FitbitのSuicaにはデメリットもあるんです。
デメリットは以下の5点(2021年12月現在)
- 既存のSuicaの登録不可
- 定期券機能なし
- オートチャージ不可
- 残高の引き継ぎ不可
- JRE POINTによるチャージ不可
FitbitでSuicaを設定する際、既存のSuicaを登録することはできません。
また、定期券の機能がないため、SuicaやSuica定期券を既に持っている場合は新たにSuicaを発行する形になります。
オートチャージも不可です。
Fitbitの機種変更などによる残高の引き継ぎもできないため、残高を使い切るか払い戻しをする必要があります。
※払い戻しの場合は手数料220円
JRE POINTはポイントは貯められますが、貯めたポイントのSuicaへのチャージは不可です。
ただし商品への交換は可能。
もちろんSuicaの機能をオフにすることもできますよ
まとめ
活動量や睡眠の質を確認できる、健康管理に特化したスマートウォッチ、Fitbit。
家事育児仕事に忙しいパパママにぴったりのスマートウォッチですね。
パパママにおすすめする理由をまとめます。
Suica利用についてはデメリットもありますが、今後のアップデートでの改善を期待します。
Fitbit alta HRからSenseに買い替えた感想もよろしければどうぞ。
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